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執筆者の写真t-ogino

ダブルボウルで、収納できる洗面所の設計方法。ルーバー天井の家(東京都板橋区)

更新日:9月6日


ダブルボウルの洗面化粧台と収納できる洗面所

洗面所って、意外とモノにあふれてしまいません?

我が家も床にモノを置いてしまってる。。。。。

タオルを置いたり、洗濯籠を置いたり、意外とスペースがいるなぁと思ったります。


必ず洗面所に収納するモノ


使いやすい洗面所の設計をする為にも、どんな物を収納・置いておく必要があるのか書き出してみました。大量です。


1)洗濯洗剤(洗剤・柔軟剤・おしゃれ着用洗剤)。

同じボトルで中身を入れ替えておく方の場合は、

買い置きした多量の入れ替え用洗剤パック。

2)洗濯カゴ・洗濯ネット

3)風呂用洗い用洗剤(その他に、大掃除等の時に使う為の洗剤も一緒に置いておく)

4)洗面化粧台や風呂の掃除用具

5)買い置きの、ボディーソープ・シャンプー・リンス

6)歯ブラシ・歯磨き粉(ストック含む)

7)ドライヤー

8)化粧品・化粧道具

9)タオル

10)ブラシ


まだまだあるかな。


できれば洗面所に置いておきたいもの


1)洗濯物干しハンガー・ピンチハンガー

2)タオル(バスタオルやハンドタオルをストック)・ハンカチ

3)下着

4)体重計


洗面所にあると、使いやすさが向上するモノ


1)物干しパイプ(洗濯ものを掛けておくパイプ)

2)アイロン台

3)洗濯カゴ置場


収納場所はどこ?


書き出すと永遠に増えていきそうな、洗面所の収納物。これらをしまう為に、ルーバー天井の家で作った収納は4カ所!


1)ミラーボックス

鏡を開けると、収納になっています。歯磨き・洗顔用品から、化粧品・化粧道具・ドライヤーまでいれられます。奥行が小さいのが利点で、出しやすく細々したものを収納しておくのに適しています。


2)洗面化粧台下の収納

洗剤・洗濯道具・ストックなどが収納できる。開き戸の場合は、奥行が深い収納場所で、高さ方向にも大きさがあるので、大きなもの・長さがあるものを収納しておくのに適した収納です。開け閉めにしゃがんだりしなくていけないので、出す回数が多いモノより洗剤のストックや掃除道具など、貯めて置く物の収納に適してきます。引出部分には、こまめに取り出すモノの収納にも使えます。


3)洗面化粧台の向かい側の棚

タオルやハンカチ、アメニティーグッズなどの置場。毎日の様に取出し使うものを置いておきます。細かいアメニティーグッズは、箱に入れて。


4)洗濯機上の可動棚

ピンチハンガーなど洗濯用品の一部はここに置きます。洗濯用品のみの置場です。洗濯をする時にすぐに使いたいものを置いておくと効率的に洗濯ができます。


洗濯物干しバーのある洗面所ランドリールーム

使いやすさ向上造作はどこ?


1)物干しパイプ

洗濯機置場の手前に、2mのモノ干しパイプを設置しています。

ピンチハンガーや物干しハンガーを物干しパイプに掛け、そのハンガーに洗濯しおわった洗濯物を整えて掛けていきます。その後、物干し場所に洗濯物を持っていって干します。物干し場まで洗濯カゴに入ったままの洗濯物をもっていき干すより、一旦この場所でハンガーなどに掛けてしまい、物干し場まで持っていくと意外と楽に洗濯干しができます。少量の洗濯物を部屋干しする場合は、そのまま干しておく場合もあります。


使っていない、ピンチハンガーや物干しハンガーを、物干しパイプに掛けてそのまま置いておくのも有りです。


2)アイロン台

洗濯機置場の横、写真では白いシャツが掛かっている下に、アイロン台を置く予定です。アイロン台の下は、洗濯カゴ置場になります。アイロンを欠ける場所が決まっていると、凄く便利です。アイロンかける毎にいちいちアイロン台を出して、リビングにもってきてアイロンかけて、またしまうでは、ちょっとアイロンかけたくなくなってきます。


3)忘れがちな洗濯カゴ置場!

意外と洗濯カゴ置場の無い住宅って多いんです。リビングを大きくする為に、洗面所の面積を小さくしてしまったり、洗面所の中に他の収納や設備機器を置きたいが為に、いつの間にか忘れてしまいがちなのが、洗濯カゴ置場です。置場が無いと、洗濯カゴをあっちに動かし、こっちに動かしながら、着替えたり、歯磨きしたりすることになります。ちょっと面倒。洗濯カゴ置場忘れないで!



洗面所に色々なモノをまとめてしまう


収納物があまりに多くて、ちょっとどうしよう?と思うかもしれませんが、色々の収納物をまとめて置いておく場所の一つとして、洗面所を考えてしまうのも良いかもしれません。洗面所に行けば、大掃除の時しか使わない洗剤や掃除用具があるとか、ペットを飼っている方の場合は、ペット用品も収納されているなど、ちょっと機能的な納戸的にも設計する事ができます。


ダブルボウルは朝ストレスが無い


写真のルーバー天井の家では、洗面ボウルを2個のダブルボウルにしています。ダブルボウルにすると朝の身支度で洗面所が込み合う時間に、一つの洗面ボウルをゆずり合わなくて良いのでストレスがかなり軽減されます。2階建ての場合は、1階と2階に2つ洗面所をつくるのも良い方法です。その場合は、片方は簡易的な小さなものでも良いかもしれません。(玄関入口に設置の手洗い器は、朝の身支度使用としては、どうしてもの緊急事態用かな)


最後にちょっと付け加え。

ルーバー天井の家:洗面所の仕上げ材・設備機器の紹介


仕上げ材

・壁:ガラスモザイクタイル / DTL-PEX-2(INAX)

・壁:ビニールクロス / WVP2292(東リ)

・床:塩ビタイル / PTS2031・ロイヤルストーン(東リ)

・天井:ビニールクロス / WVP2383(東リ)


設備機器

・ミラーボックス(3面鏡) / ステムズミラーボックス(sanwacompany)

・洗面ボウル / エレガンスサークル(sanwacompany)

・水栓 / ニューベガエクステンデット(sanwacompany)

・洗面カウンター・洗面化粧台キャビネット / ルーチェ(AICA)



マンションリノベーション設計プロジェクトの解説


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