上棟。収納の家 一棟目。 見た目以上に、小屋組みが、複雑ですが、上手く組んで貰いました。 L字に3世帯入ります。 手前の二棟目は、これから、基礎配筋です。
建て方・上棟とは
「建て方」と「上棟」は、住宅や建物の建設における重要な工程です。
建て方(たてかた): これは、建物の骨組みや構造部分を組み立てる工程を指します。具体的には、柱や梁などの主要な構造材を組み立て、建物の基本的な形を作り上げる作業です。建て方は、建物がどのように形作られるかを決定づける重要な工程です。
上棟(じょうとう): 上棟は、建物の骨組みが完成し、屋根の一番上に「棟木(むなぎ)」という部分を取り付ける儀式や行事を指します。これは、建設が順調に進んでいることを祝う意味があり、無事に建設が終わるように祈る行事でもあります。一般的には、上棟式と呼ばれる儀式が行われることが多いです。
これらの工程を経て、建物は形を成し、次の工事段階へと進んでいきます。
木造の基礎工事とは
木造の基礎工事は、木造住宅や建物を支えるための基礎を作る工程です。基礎工事は建物の安定性や耐久性を確保するために非常に重要です。木造の基礎工事には以下のような作業が含まれます:
地盤調査: 建物を建てる前に地盤の調査を行い、その地盤が建物を支えるのに適しているかを確認します。地盤が不安定な場合は、地盤改良などの対策が必要です。
基礎の設計: 地盤調査の結果に基づいて、基礎の設計を行います。木造建物の基礎は、主に「布基礎」や「べた基礎」が用いられます。
掘削: 基礎を設置するために、建物の周囲や下部の土を掘削します。掘削の深さや範囲は、設計に基づいて決められます。
基礎の配筋: コンクリートを流し込む前に、鉄筋を基礎に組み込む作業です。鉄筋は基礎の強度を高めるために重要です。
コンクリートの打設: 配筋が終わったら、基礎にコンクリートを流し込みます。コンクリートが硬化することで、基礎が完成します。
基礎の仕上げ: コンクリートが完全に硬化した後、基礎の表面を整え、必要に応じて防水処理や断熱処理を施します。
基礎工事がしっかりと行われることで、建物の安定性が保たれ、地震や風などの外的な力に対しても強い構造が作られます。
賃貸集合住宅(マンション・アパート)設計プロジェクトの解説
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