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執筆者の写真t-ogino

覗かれない中庭+バルコニー。プライバシーと開放感を両立する住まいの設計方法。

更新日:8月25日


中庭

家の中を覗かれるのはちょっと。。。でも閉じこもるのでは無く、開放的な家にしたいものです。

道路から建物が近くなってしまう家は、特にあけっぴろげには出来ません。

プライバシーを確保しながら、開放感を味わえる住まいでは、自由を感じることができます。

中庭坪庭

中庭は覗かれない、オープンエアの遊び場

大きな窓があると、それだけで開放感を感じられます。

でも、覗かれてします。

そこで、中庭をつくり、中庭に向けて大きな窓を設置し住まいを開くと、室内が開放的になり、中庭ゆえにプライバシーが確保されます。

中庭は子供たちが安全に遊ぶ遊び場にもなり、道路に飛び出さず、子供のプールを広げても外から見られません。

光もたっぷり室内に取り込みます。

ハイサイドライト

覗かれないバルコニー

バルコニーの配置の仕方を工夫し、外から見えない場所にバルコニーをつくり、大きな窓をつくると、光がたっぷり取り込まれ、開放感を感じながら、プライバシーを守ります。

道路側に大きなバルコニーをつくりたい場合は、目隠しルーバーという、タテやヨコ方向に格子状のバーをつけて家の中を覗かれない様にします。

ルーバーは、木製やアルミ製など素材も多く、好みの材料を使えます。

ルーバーの本数や、角度を変えることで光の入り方と、覗かれなさのコントロールが出来ます。

実際、ルーバーの内側は驚くほど明るく、光を取り込んでいます。

アルミルーバー


覗かれない中庭の設計方法


中庭がプライバシーを保ちつつ、快適な空間になるように設計するためには、いくつかのポイントがあります。以下に詳しく説明します。


1. 視線の遮断

  • フェンスや壁の設置: 高さやデザインを工夫して、外からの視線を遮るフェンスや壁を設置します。木材、コンクリート、金属などの素材を選ぶことができます。

  • 植栽: 生垣や高い植物を使って視線を遮る方法も有効です。成長することでプライバシーを確保できます。

  • パーゴラやスクリーン: 木製のパーゴラやスクリーンを設置することで、視線を遮りつつ、通風や光を確保できます。


2. 中庭の配置とレイアウト

  • 中央に配置: 中庭を住宅の中心に配置し、周囲の部屋からも中庭を囲む形にすると、プライバシーが守られます。

  • 屋外スペースの境界: 中庭の周囲にスペースを作ることで、外部からの視線を遮断します。境界の高さやデザインを工夫しましょう。


3. 窓やドアの配置

  • 窓の位置: 中庭を望む窓やドアは、視線が直接入らない位置に配置します。窓の形や大きさも工夫することが大切です。

  • プライバシーガラス: プライバシーガラスやサンシールドを使うことで、中庭が見えにくくなります。


4. 照明と色彩

  • 間接照明: 中庭の照明は、外からの視線に配慮して間接的なものを選びます。ランタンやウォールライトなど、柔らかい光を使うと良いでしょう。

  • 色彩の工夫: 照明の色や中庭の色彩を工夫することで、落ち着いた雰囲気を演出し、プライバシーが保たれます。


5. デザインと装飾

  • デザインの工夫: 中庭に独自のデザイン要素を取り入れることで、視線を遮りつつ、スタイリッシュな空間にできます。例えば、動きのある装飾やアートを使うのも良いでしょう。

  • 装飾アイテム: デコレーションアイテムや家具を配置することで、中庭をプライベートな空間として演出します。


これらのポイントを考慮して、中庭をプライベートで快適な空間にすることができます。どの要素が自分のスペースに最適かを検討してみてください。


覗かれない中庭を設計する方法


中庭を覗かれないように設計するためには、プライバシーを確保しつつ快適な空間を作ることが大切です。以下に具体的な方法を詳しく説明します。


1. フェンスや壁の設置

  • 高さと素材: 外部からの視線を遮るために、フェンスや壁の高さは少なくとも1.8メートル以上にするのが一般的です。素材は木材、コンクリート、レンガ、金属などが考えられます。木材や竹は自然な雰囲気を保ちつつプライバシーを守るのに適しています。

  • デザイン: フェンスや壁にデザインを加えることで、視覚的に美しくプライバシーを保つことができます。例えば、格子状のフェンスに植物を絡ませたり、装飾的なパネルを使う方法があります。


2. 植栽の活用

  • 生垣: 高い生垣(例えば、ホリーやユーカリなど)を使うことで、自然な方法でプライバシーを確保できます。植栽は成長するまで時間がかかるので、早めに植え始めることが重要です。

  • 鉢植えの植物: 高さのある鉢植えを使って中庭の周囲を囲む方法もあります。鉢植えは移動が可能なので、季節ごとにレイアウトを変えることができます。


3. パーゴラやスクリーンの設置

  • パーゴラ: 中庭にパーゴラを設置し、その上にクライミングプランツを育てることで、視線を遮ることができます。パーゴラの素材やデザインもプライバシー確保に寄与します。

  • スクリーン: スクリーンやシェードを使って視線を遮ることができます。木製、竹製、金属製など様々な選択肢があります。


4. 窓やドアの配置

  • 位置の工夫: 中庭に面する窓やドアの位置を工夫し、外部からの視線が直接入らないようにします。例えば、窓の位置を高くしたり、角度をつけて外から見えにくくする方法があります。

  • 装飾ガラス: プライバシーガラスや frosted glass(すりガラス)を使用することで、外からの視線を遮りながら光を取り入れることができます。


5. デザインと照明

  • 間接照明: 中庭の照明には間接照明を使用し、外からの視線を意識して配置します。壁や床に埋め込むタイプのライトが効果的です。

  • 色彩: 中庭の色彩を落ち着いたトーンにすることで、リラックスできる空間を作りつつ、視覚的にプライバシーを保つことができます。


6. 家具と装飾

  • 家具の配置: 中庭に置く家具の配置も重要です。視線を遮るように配置することで、プライベート感を高めます。

  • 装飾アイテム: 壁に取り付けるアートや、プライベート感を高める装飾アイテムを使うことで、視線を分散させることができます。


これらの方法を組み合わせて、外部からの視線を遮りつつ、快適で魅力的な中庭を設計できます。具体的な状況に応じて、最適な方法を選んでください。



住まいの設計・計画の解説



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