家具って固定された、強固な塊なんだけど、ちょっと浮かせてみたり、家具と天井の間を開けてみたりすると、場が硬さから軽やかさに変わるんですよね。更に、間接照明を足元に照らすと、浮いている感覚がより出て来て、浮遊感を感じられます。
空間全体に軽やかさを付け加えてくれる浮遊感。
間接照明の灯の美しさも相まって、部屋全体の印象が品よくなります。照明って明るくする為のものだけじゃ無いんですよね。照明、考え出すと凄く面白いです。
ちょっと話変わります。ジェットコースターが苦手です。
そもそも高い処がまず苦手。しかもあんな凄いスピードで落ちて行くなんて、あんな遊びを考えた奴は人類最大の愚行だね。というかクレイジー。しかも、両手をあげて満面の笑みでのるだと??こちとらバーを握りしめ、顔は下。全身に力を入れて時間が過ぎるのをひたすら待ってるの。まさに苦行。
ところが、苦手なジェットコースターにも良い処があって、最初ガタゴトガタゴトと上がって行くじゃないですか。最上部にたどり着いた後の落ちる直前のフッと浮いた浮遊感は割と好き。(心理的には恐怖感に苛まれてはいるけれど)
プールの中で潜って、ふわふわ浮きながら水面の揺らぎを水中から見上げるのも好き。一時やってたダイビングもその浮遊感が好きでやってました。(魚の種類とかには興味なかった)
下足入の設計
下足入れ(靴箱)は、家の入口に置かれる収納スペースで、靴を整理整頓するために重要な役割を果たします。設計のポイントをいくつかご紹介しますね。
1. サイズと収納能力
スペースの測定: 下足入れを設置するスペースのサイズを正確に測ります。幅、高さ、奥行きを考慮し、収容する靴の数やサイズに合わせて設計します。
靴の数: 家族の人数や靴の種類に応じて、収納スペースを調整します。例えば、子供用の靴が多い場合は低めの棚を設けると便利です。
2. 内部の構造
棚板の高さ調整: 棚板の高さは調整できるようにすると、ブーツや大きな靴も収納しやすくなります。
引き出しやトレイ: 小物(靴ひも、シューストレッチャーなど)や掃除道具の収納に役立つ引き出しやトレイを追加するのも良いでしょう。
3. 換気と清掃
通気性: 靴箱には通気孔を設けることで、湿気や臭いの発生を防ぎます。特に靴が湿気を含みやすい場合は、通気性を確保することが大切です。
清掃のしやすさ: 清掃がしやすいように、取り外し可能な棚板や滑り止めマットを使用すると便利です。
4. デザインとスタイル
扉の種類: 開き戸、引き戸、スライドドアなど、使用するスペースに合わせた扉の種類を選びます。引き戸やスライドドアは、狭い場所でも便利です。
素材と仕上げ: 木材、メタル、ガラスなど、家のインテリアに合った素材と仕上げを選びます。
5. アクセサリー
靴ベラや靴磨き用具の収納: 下足入れに内蔵することで、靴のお手入れがしやすくなります。
座れるスペース: 玄関にスペースがあれば、座れるベンチを下足入れの近くに設置すると便利です。
設計においては、使い勝手と見た目の両方を考慮して、家族全員が使いやすい収納を目指しましょう。
下足入に間接照明を仕込む方法
下足入れに間接照明を取り入れることで、見た目が美しく、機能的にも使いやすくなります。以下に、間接照明を仕込む方法を詳しく説明します。
1. 間接照明の配置
棚の下に設置: 棚の下部にLEDテープライトやダウンライトを取り付けることで、棚の中の靴を柔らかく照らします。これにより、靴が見やすくなり、エレガントな雰囲気も演出できます。
壁の間接照明: 下足入れの背面や側面に間接照明を仕込むことで、間接的に空間全体を照らします。壁に取り付ける場合、照明が直接目に入らないように配慮します。
2. 照明の種類
LEDテープライト: 細長いLEDテープライトは取り付けが簡単で、曲げたりカットしたりできるため、棚の下や角などに適しています。発光が均一で、柔らかい光を提供します。
LEDダウンライト: 小さなダウンライトを棚の下や壁に埋め込むことで、より集中した光を提供できます。設置場所を選んで取り付けます。
3. 設置方法
取り付け場所の確認: 照明を取り付ける場所を決めたら、その部分に電源が確保できるか、または配線ができるかを確認します。
照明器具の取り付け: LEDテープライトの場合、粘着テープで取り付けることが多いですが、より強力な固定が必要な場合はクリンチやブラケットを使用することもあります。ダウンライトは、適切な穴を開けて設置します。
配線の処理: 配線は見えないように配慮し、壁の裏側や棚の内部に配線を通します。電源が必要な場合は、適切なコンセントを用意し、電気工事が必要になることもあります。
4. 調光機能
調光スイッチ: 間接照明には調光機能をつけると、明るさを調整できるため、シーンに合わせた照明が可能です。例えば、明るい光で靴を探しやすく、暗めの光で落ち着いた雰囲気を作ることができます。
スマート照明: スマート照明を使用すれば、スマートフォンや音声アシスタントで操作することができ、便利です。
5. 光の色温度
暖色系: 暖かみのある光(2700K〜3000K)は、リラックスした雰囲気を作り出します。
白色系: クールな光(4000K〜5000K)は、より明るく、シャープな印象を与えます。
間接照明を取り入れることで、下足入れの機能性を高めつつ、スタイリッシュな空間を作ることができます。設置の際は、全体のデザインとの調和を考えながら進めると良いでしょう。
オリジナルで家具を設計製作
オリジナルで家具を設計・製作することには多くの利点があります。寸法や細かい作り込みに関する特徴を含め、以下の点が挙げられます。
1. 完全なカスタマイズ
寸法の最適化: オリジナル家具は、部屋やスペースに完全にフィットするように設計できます。既製品では難しい、特定の寸法や形状に対応できるため、限られたスペースを有効に活用できます。
機能の追加: 特定の収納ニーズや使い方に応じて、収納スペースや取り外し可能な棚など、カスタム機能を組み込むことができます。
2. デザインの自由度
独自性の追求: 完全にオリジナルのデザインが可能です。他の人と被らない、個性的なデザインやテーマに合わせた家具が作れます。
素材と仕上げ: 自分の好みに合った素材(木材、金属、ガラスなど)や仕上げ(塗装、ワックス、オイル仕上げなど)を選ぶことができます。
3. 品質のコントロール
素材の選定: 自分で選んだ高品質な素材を使用することで、耐久性や美しさを確保できます。既製品では使用されることが少ない特別な素材も取り入れられます。
作り込みの精度: 細かい部分まで丁寧に作り込むことで、全体の品質や仕上がりが高くなります。精密な作業が求められる部分でも、技術者がしっかり対応できます。
4. スペースの有効活用
サイズの調整: 狭い部屋や特異な形状のスペースに合わせて、最適なサイズに設計できます。収納力や使用感を最大限に引き出せるようになります。
複雑なレイアウト: 例えば、特定の形状に合わせたビルトイン家具や、壁面にフィットする本棚など、複雑なレイアウトにも対応可能です。
5. 予算とコスト管理
予算内での調整: 自分で設計することで、予算に合わせた素材やデザインに調整できます。高価な材料を使わずに、予算内で高品質なものを作ることも可能です。
コストの最適化: 既製品に比べて、製作費用を詳細にコントロールできる場合があります。自分の要求に合わせて、必要な部分だけに予算を集中させることができます。
6. 持ち込みのアイデア
個人のこだわり: 自分のライフスタイルや趣味に合わせたカスタマイズが可能です。例えば、特定の機能や装飾、色使いなど、自分だけのアイデアを形にできます。
将来的な変更: 長期間使用することを考慮し、将来的に部品の交換や改良ができるように設計することもできます。
7. 職人技や手作りの魅力
工芸品としての価値: 手作りの家具は工芸品としての価値があり、使い込むことで味わいが増します。職人の技術や細かい手作業が魅力です。
ストーリー性: 自分が設計し製作した家具には、個人的なストーリーや思い入れが込められます。家族や友人にとっても特別な意味を持つことが多いです。
オリジナル家具の設計・製作は、使う人のニーズや好みにぴったり合った、唯一無二のアイテムを作る素晴らしい方法です。設計から製作までのプロセスを楽しみながら、自分だけの特別な空間を作り上げることができます。
間接照明の灯りの美しさ
間接照明は、その特有の柔らかな光と空間に与える影響から、多くの人に愛されています。間接照明の灯りの美しさについて詳しく説明しますね。
1. 柔らかな光
光の拡散: 間接照明は、光源を直接見ることがなく、壁や天井などの反射面を通して間接的に照らします。このため、光が柔らかく拡散し、部屋全体に均等に広がります。
目に優しい: 直接的な光源に比べて眩しさが少なく、目に優しいです。リラックスした空間を作るのに適しています。
2. 雰囲気作り
落ち着いた雰囲気: 暖かいトーンの間接照明は、空間に落ち着きと温かみを与えます。リビングルームや寝室など、リラックスしたい空間に最適です。
演出効果: 特定の場所やオブジェクトを強調したり、特別なムードを作るための演出としても効果的です。例えば、アート作品や本棚を照らすことで、魅力的なアクセントを加えることができます。
3. 空間の広がり
空間の奥行き感: 天井や壁に反射する光が、部屋を広く感じさせる効果があります。特に小さな部屋や天井の低い部屋では、間接照明によって空間に奥行き感を持たせることができます。
視覚的な広がり: 間接照明によって光が拡散することで、部屋の視覚的な広がりを作り出すことができます。これにより、狭い部屋でも開放的に感じられます。
4. デザインのアクセント
構造の強調: 照明を使って部屋の建築的な要素やデザインを強調することができます。例えば、間接照明を壁のくぼみや梁に沿って設置することで、建物の特長を引き立てることができます。
インテリアの強調: 家具や装飾品を照らすことで、インテリアのデザインを強調し、より魅力的な空間を演出できます。
5. 心地よい照明
リラックス効果: やわらかい間接照明は、リラックスした気持ちを引き出すために非常に効果的です。睡眠環境や休息のための空間に適しています。
夜の快適さ: 夜の時間に目に優しく、温かみのある光で、落ち着いた雰囲気を作り出します。明るすぎず、心地よい暗さを保つことができます。
6. エネルギー効率
省エネルギー: LEDを使用する間接照明は、エネルギー効率が高く、長寿命です。これにより、美しい光を長期間楽しむことができ、電気代の節約にも繋がります。
7. 柔軟な照明デザイン
調光機能: 間接照明には調光機能を組み合わせることで、光の強さを調整し、シーンに合わせた最適な明るさを実現できます。
色温度の調整: 色温度を調整することで、冷たい光から暖かい光まで、様々な雰囲気を作り出すことができます。
間接照明の美しさは、その柔らかな光と空間への影響力にあります。リラックスした雰囲気やスタイリッシュなデザインを演出し、居心地の良い空間を作るための重要な要素です。
間接照明が浮遊感を生む、家具の設計方法
間接照明を使って家具に浮遊感を生む設計方法には、視覚的に軽やかでスタイリッシュな印象を与えるテクニックがあります。以下に、その具体的な方法とアイデアを詳しく説明します。
1. 浮遊感を生む設計の基本
床からの浮き: 家具の下部を床から少し浮かせるデザインにすることで、浮遊感を演出できます。これにより、家具が空中に浮かんでいるように見えます。
間接照明の配置: 家具の下部や背面に間接照明を取り付けることで、光が床や壁に反射し、浮遊感を強調します。光が家具の下に広がり、影ができることで軽やかに見えます。
2. 具体的な設計方法
1. ベースを浮かせる
脚部のデザイン: 家具の脚部をデザインして、床から浮かせる方法です。例えば、少し高めの脚や細めの脚を使うことで、家具全体に浮遊感を与えます。
壁掛け家具: 壁に取り付けるタイプの家具(例えば、壁掛けキャビネットや棚)は、床に触れずに浮いているように見えます。下部に間接照明を取り付けると、さらに浮遊感が強調されます。
2. 照明の設置
家具の下にLEDテープライト: 家具の底面や側面にLEDテープライトを取り付けることで、床に光が広がり、家具が浮かんでいるように見せます。
間接照明の壁面反射: 家具の背面や側面に間接照明を設置し、壁に光を反射させることで、家具の輪郭が浮かび上がります。
3. 光と影の活用
陰影を作る: 間接照明によってできる陰影を利用し、家具の周りに浮遊感を演出します。光の当たる部分と影になる部分のコントラストを活用することで、立体感が生まれます。
光の広がり: 照明を家具の下や背面に配置することで、光が広がり、家具が浮いているような錯覚を生み出します。
3. デザインのヒント
1. 浮遊感を強調する素材
ガラスやアクリル: 透明な素材(ガラスやアクリル)を使うと、家具自体が軽やかに見え、浮遊感がさらに強調されます。
軽量素材: 軽量な素材やスリムなデザインの家具を選ぶことで、物理的にも視覚的にも浮遊感を演出できます。
2. デザインのシンプルさ
シンプルなライン: シンプルで直線的なデザインは、視覚的に軽やかで、浮遊感を強調します。装飾が少ないほど、浮遊感が目立ちます。
最小限の装飾: 装飾を最小限に抑えることで、家具がシンプルで軽やかに見え、浮遊感が強調されます。
3. 照明の調整
調光機能: 照明に調光機能を追加すると、浮遊感の演出がさらに調整しやすくなります。明るさや色温度を変えることで、様々な雰囲気を作り出すことができます。
色温度の選定: 温かみのある光やクールな光を使い分けることで、浮遊感や雰囲気を調整できます。
4. 実際の例
リビングルームのソファ: ソファの下に間接照明を取り付け、床から少し浮かせたデザインにすることで、軽やかな印象を与えます。
壁掛けキャビネット: 壁に取り付けたキャビネットの下部にLEDテープライトを配置し、壁面に光を反射させることで、浮遊感を演出します。
ベッドフレーム: ベッドの下に間接照明を取り付けることで、床に光を広げ、ベッドが浮いているような効果を生み出します。
間接照明を利用した家具の浮遊感は、空間をスタイリッシュに演出し、視覚的な軽やかさを提供します。デザインや照明の配置に工夫を凝らして、自分だけの特別な空間を作り上げてみてください。
一戸建て住宅設計プロジェクトの解説
戸建て木造リノベーション設計プロジェクトの解説
Opmerkingen