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執筆者の写真t-ogino

天井が高く感じる間接照明。天井全体が光を反射し、高く広く感じる方法。桜と中庭の家(東京都北区)

更新日:8月23日


間接照明が天井を照らす

仕上工事中です。壁の仕上げに先行して、間接照明が取り付けられています。中々良い仕上がりです。高級感、出てるなー。 間接照明にする事で、天井全体が照明になり、天井が高く感じます。 敷地自体が、住宅密集地で、東京都独自の建物の高さ規制が掛かる為、高い建物にする事が出来ない。上に伸ばさないと、建物の面積が小さくなってしまう。。。。。という、条件の厳しい敷地です。その為、高さに関しては、色々な工夫をしています。 1階は、半地下。各階の階の高さは、通常の鉄骨造より、60センチ程低くしています。 但し、天井の高さは、通常の高さを確保。天井フトコロ(天井と床までの間)を小さくする事で、可能になる手法です。 通常の天井高さを、確保しているとはいえ、住宅密集地です。 間接照明は、住宅密集地特有の狭い感覚を無くし、 広い空間に感じる仕掛けでも有ります。

間接照明を設置すると天井が高く感じられ理由


間接照明を使うことで天井が高く感じられる理由は、光の分布と影の効果にあります。間接照明は、光源を直接見るのではなく、壁や天井に光を反射させることで、柔らかく均一な光を提供します。これにより、以下のような効果が得られます:


  1. 光の拡散:間接照明は光を広範囲に拡散させるため、部屋全体が均一に明るくなり、空間が広く感じられます。

  2. 影の軽減:間接照明は直接的な影を作らないため、部屋の角や天井に柔らかい影を作り、視覚的に空間が広がる印象を与えます。

  3. 上方向の明るさ:天井が明るくなることで、部屋の高さを強調することができ、実際の天井の高さ以上に広く感じられることがあります。

  4. 空間の圧迫感の軽減:直接照明と比べて、間接照明は視覚的に空間を圧迫しにくいため、部屋が広く感じられるのです。


これらの要素が組み合わさることで、間接照明は部屋の空間感覚をより広く、開放的に演出することができます。


間接照明とは何?


間接照明は、光源を直接見るのではなく、光を壁、天井、または他の表面に反射させることで部屋を照らす方法です。これにより、柔らかく均一な光を提供し、空間の雰囲気を変えることができます。以下は、間接照明に関する詳細な情報です。


1. 間接照明の特徴

  • 柔らかい光:光が直接目に入らないため、眩しさが少なく、柔らかい光を提供します。

  • 均一な照明:部屋全体に光が広がり、均一な明るさを作ります。

  • 影が少ない:間接照明は影が少なく、壁や天井のディテールが際立ちます。


2. 間接照明の設置方法

  • 天井の縁:天井の縁に沿って取り付けると、天井全体が明るくなり、高さを強調できます。

  • 壁の上部:壁の上部に取り付けることで、部屋の上部が明るくなり、空間が広く感じられます。

  • 家具の背後:家具の背後や下部に取り付けることで、視覚的に空間を広げる効果があります。


3. 使用する照明器具

  • LEDストリップライト:長いテープ状のライトで、取り付けが簡単で、さまざまな場所に設置できます。

  • ダウンライト:天井に埋め込むタイプのライトで、上方向に光を反射させるのに適しています。

  • 壁面ライト:壁に取り付けて、光を天井や床に反射させることができます。


4. 間接照明のメリット

  • 空間の演出:部屋の雰囲気をより落ち着いたものにし、リラックスできる空間を作ります。

  • 視覚的広がり:空間を広く感じさせる効果があります。

  • 装飾的な要素:光の反射を利用して、部屋のデザインにアクセントを加えることができます。


5. 注意点

  • 設置場所:適切な位置に設置しないと、光がうまく拡散せず、効果が薄れることがあります。

  • 色温度:使用するライトの色温度が部屋のデザインと合うように選ぶことが大切です。暖色系の光は落ち着いた雰囲気を作り、寒色系の光はクールで現代的な印象を与えます。


間接照明は、単に明るさを提供するだけでなく、空間の印象や雰囲気を大きく変えることができるので、インテリアデザインにおいて非常に有用な方法です。


間接照明が高級感を生む理由


間接照明が高級感を生む理由は、以下の要素に起因しています。


1. 柔らかい光と影の効果

  • 柔らかい光:間接照明は光を柔らかく拡散させるため、眩しさが少なく、目にも優しいです。この柔らかい光が、リラックスした高級感を演出します。

  • 均一な明るさ:光が均一に広がるため、部屋全体がバランスよく照らされ、落ち着いた雰囲気を作ります。


2. 空間の奥行き感

  • 立体感の強調:間接照明が壁や天井に光を当てることで、空間の立体感や奥行きを強調します。これにより、部屋がより広く感じられ、高級感を生み出します。


3. デザインの洗練さ

  • 隠れた光源:光源が目に見えないため、デザインがシンプルで洗練された印象を与えます。光が壁や天井に反射することで、装飾的な要素が強調され、豪華さが引き立ちます。

  • モダンな印象:間接照明は現代的なデザインとよく調和し、モダンで高級感のある空間を作ります。


4. 環境への配慮

  • 空間の温かみ:間接照明は温かみのある光を提供し、落ち着いた雰囲気を作ります。これは高級感を感じさせる要素の一つです。

  • ムードの演出:間接照明を使うことで、空間のムードや雰囲気を自由に調整でき、特別な空間演出が可能です。


5. 高品質な仕上げ

  • 高級感のある素材:間接照明に使用する素材や照明器具が高品質であることが多く、それ自体が高級感を演出します。たとえば、クリスタルや金属、木材など、質感の高い素材が使用されることがあります。


これらの要素が組み合わさることで、間接照明は単なる照明以上の価値を提供し、高級感のある、洗練された空間を作り出します。


間接照明を設置する事で天井全体が照明に感じられる効果とは


間接照明を設置することで天井全体が照明に感じられる効果は、主に以下の要素によるものです。


1. 光の拡散

  • 広がりのある光:間接照明は光を直接照射するのではなく、壁や天井に反射させることで広がりのある光を提供します。この拡散された光が天井全体に均一に広がり、部屋全体が明るく感じられます。


2. 照明の均一性

  • 均等な明るさ:間接照明は部屋全体を均等に照らすため、特定のポイントが明るくなりすぎることがありません。これにより、天井全体が一定の明るさを持つように見え、照明が天井全体に広がっているように感じられます。


3. 天井の高い感じ

  • 反射による空間感覚:天井が明るくなることで、視覚的に空間が広がる印象を与えます。天井全体が照らされることで、部屋の高さや広さが強調され、実際よりも高く感じられることがあります。


4. 軽やかさと奥行き

  • 光の反射:天井に当たる光が反射することで、光が部屋全体に広がり、空間に奥行きを持たせます。この効果により、天井が単なる上部の空間ではなく、部屋の一部として感じられます。


5. 目の疲れを軽減

  • 柔らかい光:直接的な照明に比べて、間接照明は光が柔らかく、目に優しいです。これにより、全体的な照明が心地よく感じられ、天井全体に自然に溶け込んでいるように見えます。


これらの効果により、間接照明は部屋の天井を単なる照明の対象から、空間全体を調和させる要素へと変えることができます。




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