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執筆者の写真t-ogino

建築木材の再利用方法。東京オリパラ、選手村ビレッジプラザ木材の再活用コンペで優秀賞、授賞!

更新日:9月1日


東京オリパラ、選手村ビレッジプラザ木材の再活用コンペで優秀賞、授賞!

|優秀賞・授賞しました|


東京オリパラ、選手村ビレッジプラザ建設に使われた木材は、産地に戻されて再度使われます。

その、利活用デザインの公共コンペに参加しました。

優秀賞・授賞しました。15年ぶり?に出したデザインコンペ。(しかし、なんか、学生の頃とやってる事変わら無いな)


東京オリパラ、テレビで見ているだけで結局、なんも参加出来なかったなぁ。というモヤっという想いがあったので、エントリーしました。 面白かったな。



木材の再利用について


木材の再利用は、環境への影響を減らし、コストを節約するためにとても有用です。ここでは木材の再利用に関するポイントをいくつか挙げますね:


  1. 木材の種類の確認: 再利用する木材の種類を確認し、その木材がどのように使われていたかを理解することが重要です。特に、古い木材には歴史的な価値や特性があることがあります。


  2. 木材の状態の評価: 再利用する木材が構造的に安全であるかを確認するために、木材の状態を評価します。腐敗、シロアリの被害、亀裂などがないかをチェックします。


  3. デコレーションや仕上げ: 再利用する木材は、見た目を良くするためにサンディングや塗装が必要です。これにより、古い木材でも新しい印象に生まれ変わります。


  4. 用途の検討: 木材の種類や状態に応じて、どのような用途に再利用できるかを考えます。例えば、古い木材は家具やデコレーション、フローリングなどに適しています。


  5. リノベーションや修理: 木材の再利用には、リノベーションや修理作業が含まれることがあります。木材を加工して新しい構造やデザインにすることが求められることがあります。


  6. 専門家のアドバイス: 木材の再利用に関して不安がある場合は、専門家に相談することも一つの方法です。特に構造的な使用を考えている場合は、安全性の確保が重要です。


再利用された木材は、独自の風合いや歴史を持つため、インテリアに個性的なアクセントを加えることができます。


東京オリンピックの選手村ビレッジプラザの木材の再利用


東京オリンピックの選手村ビレッジプラザでは、持続可能性を考慮して木材の再利用が進められました。ここでの木材再利用の主なポイントは以下の通りです:


  1. 木材の選定: 選手村ビレッジプラザでは、再利用する木材として、主に木造のオリンピック選手村の建物から取り出された木材が使用されました。特に、耐久性の高い木材や良好な状態の木材が選ばれました。


  2. デザインと施工: ビレッジプラザのデザインには、再利用した木材を活かしたデザインが採用されました。木材の自然な風合いを活かし、温かみのある空間を作り出すことを目指しました。


  3. リサイクルと再加工: 木材は、まずリサイクルと再加工のプロセスを経ました。これには、木材のサンディングや塗装、修理などが含まれます。再利用するために、木材の状態を確認し、必要な処置を施すことが重要です。


  4. 持続可能な建築: ビレッジプラザの設計には、持続可能な建築の原則が取り入れられています。再利用された木材は、環境への負荷を軽減し、エコフレンドリーな建築を実現するための重要な要素です。


  5. コミュニティへの貢献: 再利用された木材は、ビレッジプラザの共有スペースやコミュニティエリアに使用され、訪れる人々に自然と人間の調和を感じさせる空間を提供しました。


このように、東京オリンピックの選手村ビレッジプラザでは木材の再利用が、持続可能な建築とコミュニティの形成に貢献する重要な役割を果たしました。


木材の再利用の方法


木材の再利用にはいくつかの方法があります。それぞれの方法について詳しく説明しますね:


1. デモリッション(解体)と選別

  • 解体: 既存の建物や構造物から木材を慎重に取り外します。この際、木材が損傷しないように注意が必要です。

  • 選別: 取り外した木材を種類や状態によって分類します。再利用に適した木材とそうでない木材を分ける作業です。


2. クリーニングと修理

  • クリーニング: 木材の表面から汚れや古い塗装を取り除きます。これにはサンディングや洗浄が含まれます。

  • 修理: ひび割れや損傷を修理します。接着剤や補強材を使って、木材の強度を回復させます。


3. リサイクリング

  • 分解: 大きな木材は、再利用する前に小さな部品に分解することがあります。これにより、木材の使い道が広がります。

  • リサイクリング: 使用できない木材は、粉砕してチップやパネルに再加工されることがあります。これらは新たな製品や建材として再利用されます。


4. 再加工

  • サンディング: 木材の表面を平滑にするためにサンディングを行います。これにより、新しい仕上げが可能になります。

  • 塗装・仕上げ: 木材に新しい塗装や仕上げを施し、見た目を改善し、耐久性を向上させます。


5. デザインと製作

  • デザイン: 再利用する木材に適したデザインを考えます。木材の特性や状態に応じて、最適な用途を検討します。

  • 製作: 木材を新しい家具、内装、建材などに加工します。設計図に基づき、木材を適切に切断し組み立てます。


6. 用途の提案

  • 家具: 再利用された木材を使ってテーブル、椅子、棚などの家具を作ります。

  • 内装: 壁板やフローリングなど、内装材として再利用することもできます。

  • 装飾: 木材の風合いを活かして、インテリアの装飾品やアート作品を作成することもできます。


7. コミュニティやプロジェクトへの寄付

  • 寄付: 再利用可能な木材をコミュニティプロジェクトや非営利団体に寄付することも考えられます。地域の建築やアートプロジェクトに利用されることがあります。


これらのプロセスを経て、木材は新しい生命を得て、さまざまな用途で再利用されます。再利用の方法は木材の状態や使用目的によって異なりますが、持続可能な方法で木材を活用することが重要です。


木材をチップにして再利用する方法


木材をチップにして再利用する方法は、木材を粉砕し、再利用可能な形態に変えるプロセスです。以下は、このプロセスに関する詳しい説明です:


1. 収集と選別

  • 収集: 木材を取り外し、収集します。これは解体された建物や廃材、伐採された木材などが対象です。

  • 選別: 木材を種類や状態で分類します。腐敗や害虫の被害がある木材は、チップにする前に適切な処理が必要です。


2. 前処理

  • クリーニング: 木材から金属片、釘、接着剤などの異物を取り除きます。これにより、粉砕機やチッパーの損傷を防ぎます。

  • 分割: 木材を適当な大きさに分割することがあります。これは粉砕作業を効率よく行うためです。


3. 粉砕

  • チッパー: 木材を粉砕するための専用機械です。チッパーは木材を細かいチップに加工します。チッパーの種類には、回転式、ローラー式などがあります。

  • 粉砕プロセス: 木材がチッパーに投入されると、刃で切断されてチップ状になります。サイズや形状は、用途に応じて調整されます。


4. 乾燥

  • 乾燥プロセス: 木材チップは湿気を含んでいる場合があります。乾燥させることで、カビの発生や腐敗を防ぎます。乾燥には自然乾燥や機械乾燥の方法があります。


5. 分級と選別

  • 分級: 乾燥した木材チップを、サイズや質に応じて分けます。これは使用目的によって異なります。

  • 選別: 不良品や不要なチップを取り除き、再利用可能なチップを選別します。


6. 再利用方法

  • バイオマスエネルギー: 木材チップは、バイオマスボイラーや発電所でエネルギー源として利用されます。燃料として燃焼し、熱や電力を生成します。

  • マルチング: 園芸や農業で、地面の保湿や雑草抑制のために使用されます。チップを地表に敷くことで、土壌の温度や湿度を保ちます。

  • ペレット製造: 木材チップを圧縮してペレット状にすることで、燃料や飼料として利用されます。

  • パーティクルボード: 木材チップを接着剤と混ぜてパーティクルボード(合板の一種)を製造します。建材や家具に利用されます。


7. 環境への配慮

  • 持続可能性: 木材チップの再利用は、廃材の削減とリサイクルの促進に貢献します。適切な処理と利用方法により、環境への影響を最小限に抑えることができます。

  • エネルギー効率: 木材チップを燃料として使用することで、化石燃料の消費を減らし、再生可能エネルギー源としての利用が可能になります。


木材をチップにして再利用することで、廃材を有効活用し、さまざまな用途に役立てることができます。


建築材料の再利用の種類と方法


建築材料の再利用は、持続可能な建築の重要な要素であり、資源の無駄を減らすとともに、コスト削減や環境保護に寄与します。以下は、建築材料の再利用の種類と方法について詳しく説明します。


1. 木材の再利用

  • 解体と選別: 古い建物から取り外し、状態に応じて選別します。使える木材はサンディングや修理を行い、新しい用途に再利用します。

  • リサイクリング: 木材をチップやパネルに加工し、新たな建材として使用します。

  • デコレーション: 古い木材を利用して、家具や内装品として使用します。


2. レンガや石材の再利用

  • 解体: 解体作業で取り外されたレンガや石材は、損傷が少ないものを選別します。

  • 洗浄と修理: 取り外したレンガや石材を清掃し、修理して再利用します。

  • 再配置: 新しい建物の外壁や舗装材として再利用します。


3. コンクリートの再利用

  • 粉砕: 解体されたコンクリートを粉砕し、骨材(リサイクルコンクリート骨材)として使用します。

  • 再利用: リサイクルコンクリートは、新たなコンクリートミックスや舗装材料として利用されます。


4. ガラスの再利用

  • 分別: ガラスの種類(クリア、カラー、テンパードなど)に応じて分別します。

  • リサイクル: ガラスを粉砕して新たなガラス製品や建材として利用します。例えば、再生ガラスをタイルや内装材として使用します。


5. 金属の再利用

  • 分解と選別: 解体作業で取り外された金属部品を選別し、腐食や損傷の状態を確認します。

  • リサイクル: 金属を溶解して新しい金属製品に再加工します。これにより、新しい建材や部品として使用されます。


6. プラスチックの再利用

  • 選別: プラスチック部品や材料を種類ごとに分別します。

  • リサイクル: プラスチックを粉砕し、再生プラスチックを製造します。これにより、新しい建材や内装品として使用します。


7. 内装材の再利用

  • 取り外し: 内装材(壁紙、カーペット、タイルなど)を慎重に取り外します。

  • 再加工: 取り外した内装材を再加工して新しい用途に合わせて使用します。例えば、再利用可能なタイルを新しい床材として使用します。


8. 家具の再利用

  • 修理とリフレッシュ: 古い家具を修理し、新しい仕上げを施して再利用します。

  • デザインの変更: 古い家具のデザインを変更し、新しい用途に合わせてリノベーションします。


9. 部品や装飾品の再利用

  • 取り外し: 建物から取り外した装飾品や部品(ドアノブ、照明器具など)を分解します。

  • 再利用: これらの部品を新しい建物の装飾品として再利用します。


10. 環境への配慮

  • 持続可能性: 再利用やリサイクルにより、廃棄物を削減し、リソースの効率的な使用を促進します。

  • エネルギー節約: 再利用された材料の使用により、新しい材料の製造や輸送に伴うエネルギー消費を削減します。


建築材料の再利用は、持続可能な建築を実現するための重要な方法であり、環境への負荷を減らし、資源を有効に活用するために有効です。


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