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執筆者の写真t-ogino

子供部屋と大人部屋。旦那様のスペース、奥様のスペースを上手につくり出す方法。

更新日:8月25日


奥さんの部屋

旦那様と奥様には部屋が無い?

子供の為の部屋は、有るけれど、肝心の大人の為の部屋、無いですよね。何故でしょうか? 夫婦の寝室は有るけれど、自分の個室は無い。 リビングの共用部で大人は過すから、自分のだけのスペースは必要無いといと考え勝ちですが、全ての行動をリビングで行うと、落ち着きが全く無いガチャガチャしたスペースになってしまいます。 リビングは大人がくつろぎ、会話をし、子供が遊ぶ場所です。その場所に他の作業をしたり、生活に関係ないものを収納したり、仕事の場所にしたり、大人の趣味のグッズを置いたりすると、くつろげないスペースになってしまいます。そう言ったスペースをキチンと計画して配置するには良いですが、無計画にリビングを共用してしまうと、居心地の悪い片付かないリビングになります。

寝る部屋では無い、楽しむ為の個室

個室は寝室を兼ねない、寝ない個室も考えられます。楽しむ為の個室です。写真の個室は、奥様の部屋です。あるアーティストが大好きな奥様は、アーティストのCDやDVD、パンフレットなどを置く収納スペースが必要でした。パソコンとプリンターを使って冊子を作ったり楽しんでいるという事だったので、それらを置く、出窓とカウンターの机を作り付け、本棚もサイズをDVDパンフレット合わせたものをつくり、奥様が楽しむ小さな部屋を設計しました。


自分だけが自由使えるスペースが小さくともある事は、日常を楽しく過ごせる場所になります。この奥様の部屋当初は、予定通り、アーティストに関する趣味の部屋だったのですが、お孫さんが生まれた今では、お孫さんの写真が飾られたくさんの写真アルバムを置いて置く、奥様が使うお孫さんグッズの部屋になっています。


逆に、旦那様の趣味の為の部屋を作る事も有ります。趣味であったり、ちょっとした仕事をしたり、家で作業をしたいが、心地良さとは違う行動をする為に、リビングから離れた場所旦那様の個室を配置したりします。

キッチンの近くに奥様部屋

旦那様部屋場所、奥様の部屋場所はどこが最適

奥様の部屋は、キッチン側につくると使う個室なります。家事の合間にちょっと趣味の時間を過すには、キッチンの側だとパッと使えます。写真の奥に見える個室も、キッチンの隣です。個室で無くとも、奥様が使うちょっとしたカウンターをキッチン側に作り付けておくだけでも、奥様の趣味作業スペースになります。 旦那様の部屋は考え方次第です。リビングの気配がわかる隣接した位置や、リビング吹き抜けに面した場所も一つですし、集中して時間を過ごしたければ、リビングから離れた男の隠れ部屋を作りのも一つの方法です。

家は生活を楽しむもの

寝て食べて起きる。家はそんな行動をするだけでは無く、生活を楽しむ場所でも有ります。ワクワクした生活を過せる家にする為にも、大人の個室で、大人の個人スペースを是非つくりたいものです。

 


子供部屋の設計方法


子供部屋の設計は、子供の年齢やライフスタイルに合わせて考えると良いですね。以下にいくつかのポイントを挙げます。


1. 年齢に合わせたデザイン

  • 幼児: 安全性が最優先です。角の丸い家具や、低めのベッド、収納は高すぎないようにしましょう。色使いは明るく、刺激的な色を選ぶと良いでしょう。

  • 小学生: 学習スペースを設けると良いです。勉強机や本棚を用意し、収納も工夫しておくと良いです。また、遊ぶスペースも必要です。

  • 中学生以上: 自分の個性を反映させることが重要です。収納やデスクは使いやすさを重視し、プライバシーも考慮します。


2. 安全性

  • 落下防止のために窓や高い家具に対して対策をする。

  • 小さな部品や鋭利な角のある家具を避ける。

  • 電源コンセントにはカバーをつける。


3. 収納

  • 絵本やおもちゃ、学校の教材など、子供の持ち物が増えるので、収納を工夫する必要があります。棚や引き出しを設けると便利です。


4. 学習スペース

  • 学習机と椅子は子供の身長に合ったものを選ぶと良いです。十分な照明を確保し、集中できる環境を作ります。


5. 遊びとリラックスのスペース

  • 絵を描くスペースや遊び場、リラックスできる場所も設けると良いです。クッションやラグなどで居心地の良い空間を作りましょう。


6. カスタマイズの自由

  • 子供の成長に合わせて部屋の使い方が変わることを考慮し、デザインに柔軟性を持たせると良いです。例えば、棚の位置を調整できるようにするなどです。


7. 色とテーマ

  • 好きなキャラクターやテーマに合わせたデザインを取り入れると、子供が自分の部屋に愛着を持ちやすくなります。ただし、流行に左右されすぎず、長く使えるようにすることも大切です。


8. 照明

  • 明るさを調整できる照明を選ぶと、勉強や遊び、リラックス時に対応できます。自然光を取り入れる窓の配置も考慮すると良いです。


具体的な例やアイディアがあれば、それに合わせたアドバイスもできますので、教えてくださいね。


大人の趣味部屋の設計方法


大人の趣味部屋の設計は、趣味やライフスタイルに合わせてカスタマイズすることが大切です。以下のポイントを参考にして、あなたの趣味部屋を設計してみてください。


1. 目的と機能

  • 趣味の内容: まず、自分の趣味や目的に合わせて部屋の機能を決めます。例えば、読書、音楽、アート、ガーデニング、模型製作、手芸など、用途に応じて必要な設備やレイアウトを考えます。

  • 作業スペース: 趣味に必要な作業スペースや収納を確保します。机や作業台が必要な場合は、そのサイズや高さを使いやすく設定します。


2. 収納

  • 整理整頓: 趣味道具や材料の整理には、収納の工夫が必要です。棚、キャビネット、引き出しなど、使いやすい収納方法を選びましょう。

  • 特化型収納: 例えば、書籍をたくさん持っている場合は本棚、アート用品が多い場合はアート専用の収納を用意するなど、趣味に応じた収納を用意します。


3. 照明

  • 作業灯: 明るく、目に優しい照明を選びましょう。作業に集中できるよう、デスクライトやスポットライトを使用するのもおすすめです。

  • ムード照明: 趣味に関連したリラックスした雰囲気を作るために、調光可能なライトや間接照明を取り入れるのも良いです。


4. インテリアとデザイン

  • テーマ: 趣味に関連したテーマを取り入れると、部屋がより個性的になります。例えば、音楽が趣味なら、レトロな音楽機器を飾る、アートが趣味ならアート作品を展示するなど。

  • 色合い: 色の選び方も重要です。リラックスできる色合いや、自分が落ち着く色を選ぶと良いでしょう。


5. 快適性

  • 座席: 長時間過ごす場合は、快適な椅子やソファを用意しましょう。作業台や机の高さも調整できるようにすると良いです。

  • 温度管理: エアコンやヒーター、ファンなどで温度管理を考慮し、快適な環境を保ちます。


6. 音と防音

  • 音楽や映画: 音楽や映画を楽しむ場合は、防音対策や音響設備を考慮します。防音パネルや良質なスピーカーを取り入れると良いです。

  • 防音: 防音対策をすることで、外部の音を遮断し、集中しやすくなります。


7. エルゴノミクス

  • 作業環境: 長時間の作業でも疲れにくいように、エルゴノミクスに基づいた椅子や机の配置を考えます。例えば、背中や首に負担がかからないような設計が望ましいです。


8. 個性を反映

  • パーソナルタッチ: 趣味部屋は自分の個性を表現する場所なので、好きなアイテムやデコレーションを取り入れて、居心地の良い空間を作りましょう。


これらを考慮しながら、自分の趣味やライフスタイルに合わせた部屋を設計してみてください。具体的な趣味や希望があれば、それに合わせたアドバイスもできますので、お気軽に教えてくださいね。


ワークスペースの設計方法


ワークスペースの設計は、効率的に作業を行うための重要な要素です。以下のポイントを参考にして、快適で機能的なワークスペースを作りましょう。


1. レイアウトと配置

  • 作業動線: 主要な作業がスムーズに行えるように、作業台やデスクの配置を考えます。よく使うアイテムやツールが手の届く範囲に配置されていると便利です。

  • ゾーニング: 作業スペースをゾーンごとに分けると効率的です。例えば、作業エリア、リラックスエリア、収納エリアなどを分けて配置します。


2. デスクと作業台

  • サイズと高さ: デスクや作業台は、自分の体格や作業内容に合ったサイズと高さにすることが重要です。長時間の作業に対応できるよう、調整可能なデスクも選択肢として考えます。

  • 作業スペース: デスク上には十分な作業スペースを確保し、書類やツールが散らからないようにします。拡張可能なデスクやオプションも検討しましょう。


3. 椅子とエルゴノミクス

  • 椅子の選び方: 長時間の作業に対応できるよう、エルゴノミクスに基づいた椅子を選びます。背もたれ、座面の高さ、肘掛けなどが調整可能な椅子が理想です。

  • 姿勢: 良い姿勢を保てるように、デスクと椅子の高さを調整し、正しい姿勢で作業できるようにします。


4. 照明

  • 作業灯: デスクの上に明るく、目に優しい作業灯を設置します。光の方向や明るさを調整できるライトが望ましいです。

  • 間接照明: リラックスや集中を助けるために、間接照明を取り入れるのも良いでしょう。


5. 収納と整理

  • 引き出しと棚: デスク周りには、引き出しや棚を設けて、書類や文房具を整理整頓します。収納の種類や位置は使いやすさを考えて配置します。

  • ケーブル管理: 電源ケーブルや配線が絡まないように、ケーブル管理グッズを使用することで、作業スペースをすっきり保ちます。


6. テクノロジーとアクセサリ

  • パソコンと周辺機器: パソコンやプリンター、スキャナーなど、必要な機器を効率よく配置します。必要な配線も考慮して、スムーズに使えるようにします。

  • アクセサリー: マウスパッド、キーボードトレイ、モニターアームなど、作業を快適にするアクセサリーも取り入れると良いです。


7. 快適性とカスタマイズ

  • 温度管理: エアコンやヒーターなどで温度を調整し、快適な作業環境を保ちます。

  • パーソナルタッチ: 好きなアイテムやデコレーションを取り入れて、自分の個性やスタイルを反映させることで、モチベーションを高めることができます。


8. 防音とプライバシー

  • 防音対策: 集中力を高めるために、防音パネルやカーテンを使用して、外部の音を遮断することが役立ちます。

  • プライバシー: 他の人からの干渉を避けるために、パーティションやスクリーンを使って、プライベートな作業スペースを確保します。


これらの要素を考慮して、自分の作業スタイルに最適なワークスペースを作ることができます。具体的な用途や希望があれば、それに合わせたアドバイスもできますので、お気軽にお知らせください。



住まいの設計・計画の解説


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